このお店は閉店です。

京都市北西に位置し北野白梅町駅から徒歩10分、有名な北野天満宮から徒歩5分の場所にスタイリッシュで居心地の良いカフェ・ゲストハウス「ジャムジャーラウンジ&イン」があります。 日本在住25年以上、日本が大好きでフレンドリーなメルボルン出身の方が経営されており、オーナーはホスピタリティ業界で20年以上働いた後、ジャムジャーをオープンしました。

ジャムジャーの名前の由来は、1920年代の禁酒法時代の習慣からきています。当時、禁じられていたお酒を買いたい人は、違法に酒類を販売している場所へジャムジャー(ジャムを入れる瓶)を持っていきドアをノックしました。すると持ってきたジャムジャーにお酒を入れてもらうことができ、中身がジャムであるかのように見せかけることで警察にバレずに酒類の売買が行われていました。

ジャム ジャーの素敵の町家スタイル外観

ジャムジャーの建物は、かつて絹の織物工場であった築110年の京町家(京都の伝統的な木造の町家)を美しく改装したものを使用しています。近年、維持費の高さから町家は姿を消しつつあります。オーナーはこの建物の歴史的価値を守りたかったので、改装の過程でいくつかの新しい設備を追加しながらも、元の建物構造のほとんどをそのまま残しました。

ジャムジャーは住宅街に位置して、外観は木製格子で覆われた窓と扉で構成された本格的な京町家スタイルです。エントランスの右側には、カフェのロゴが入った布製バナーがあり、布を使用することで、昔ここにあった織物工場を思わせます。

インテリア

ジャムジャーの店内入ってすぐに、明るすぎず落ち着いた居心地の良いインテリアにキュン。入口の近くにテーブルが2つと窓際のカウンター席があるカフェエリアがあり、カフェエリアの左側には楽器コーナーとキッチンがあり、キッチンにもカウンター席が2席あります。さらにお店の奥にラウンジエリア続きますが、このエリアもカフェで利用可能です。

オーナーの好きな1920年代のテイストは店中のあちこちに見られます。置かれている様々な美しいアンティーク家具は、オーストラリアで購入したものを大きなコンテナ1つに詰め込んでわざわざ日本に送ったそうです。家具、照明、アールデコのステンドグラス、全てが1920年代を思わせます。また店内の壁は元の建物の砂壁がそのまま残っており、居心地の良い雰囲気を醸し出しています。

レジとオーダーカウンター
ベルベット製の座席と本棚

カフェの奥には、ラウンジエリアがあり上部は吹き抜けになっています。そこには、アンティークのリビングテーブル、赤と黄色のベルベットの椅子、ソファが置かれ、壁に沿って吹き抜けまで届く本棚が置かれており、本がびっしりと詰まっています。

パッと見ただけでは気づかないのですが、ラウンジエリアの黄色ベルベットの2人用のソファの後ろの壁には、当時土壁の下地として使われたと思われる大昔の新聞が残されています。町家をリノベーションした建物ならではのインテリアで、初めてこういうものを見たので興味深かったです。

【アップデート】ジャムジャーのオーナーと連絡しまして、やはり、上記に書かれた「改造する時に大正時代の新聞を発見しました。当時土壁の下地として使われた。」

さらに、ジャムジャーの常連さんによって「大正天皇の戴冠式」と「四条の新しい大丸デパートがオープン」の記事が多いみたい。歴史的の価値が素晴らしいですね。

楽器コーナー
町家の残ってるフロア石

カフェの床も新旧のコンビネーションです。メインフロアは新たに打設したコンクリートですが、窓際のカウンターと楽器コーナーのあたりは古い無垢材の床板で構成されており、ゲストハウスエリアのエントランス付近には元の建物で使われていた敷石がそのまま残されており、夜にライトアップされたらとても素敵だろうなと思います。

金閣寺近くの古物商でジャムジャーのオーナーが購入したアールデコのステンドグラスもカフェ全体に配置されており、レトロな雰囲気を醸し出しています。

吹き抜けにあるステンドグラス。
キッチンにあるステンドグラス。

メニュー

メニューは、トーストしたバナナブレッド、ベルギーワッフル、マフィン、トースト、クラブサンドイッチなど、非常に幅広いフードが用意されています。ベジタリアンの朝食プレートもあります。しかし、ジャムジャーのスペシャルメニューは「ジャッフル」です!ジャッフルって何?ジャッフルはオーストラリアのホットサンドです。スパゲッティボロネーゼとチーズ / カレーとチーズor卵 / ベーコン、ほうれん草、トマト、チーズの3種類のフレーバーがあります。でもうっかり写真撮るの忘れちゃったから代わりにクラブサンドイッチプレートの写真で許して!

メニューは全部美味しくて、値段もリーズナブル!

ジャム ジャー のクラブサンドイッチプレート

ドリンクメニューも同じく、ここではさまざまなコーヒー、チャイ、ホットチョコレート、レモネード、ホットゆずからの幅広いセレクションもあります。時々にはオーストラリアワインもあります。

チャイラテ

エクステリアは素敵で、インテリアはスタイリッシュで居心地が良く、メニューは美味しいですが、ジャムジャーが特別な場所である本当の理由はスタッフとお客様です。オーナーはフレンドリーなオーストラリア人で、彼の町家に関する話や日本のこと全般、ちょっとした世間話なども大好きです。また彼はゲストのためにカスタムメイドの旅行プランもつくってくれます。

それから、お店に立ち寄っておしゃべりをするフレンドリーなご近所さんもいます。英語ペラペラの日本人の方が面白い話をされていました。お店のスタッフもお客様も英語ペラペラな方が多く、もし英語が苦手なお客様は少し躊躇してしまうかもしれませんが、全く心配ありません!スタッフもお客様もとてもフレンドリーで日本語ペラペラなので安心して日本語で話しかけてみてください。

その上、ジャムジャーは世界遺産の金閣寺、北野天満宮の近く、二条城や京都御所からバスですぐの便利な場所にあります。

ジャムジャーは私たちのお気に入りの1つで、間違いなくおすすめの場所です!

ジャム ジャー ラウンジへのアクセス

営業時間: 10:00 ~ 17:00

定休日*: 月曜日

最寄り駅と出口:

嵐電戦 – 北野白梅町駅 地図はこちら

バス停: 上七軒 (bus no. 10, 50, 51, 52, 55, 203) 地図はこちら

*営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前にお店のインスタ又はホームページにご確認ください。
営業時間:
定休日*:
最寄り駅と出口:

嵐電戦 – 北野白梅町駅  地図はこちら

バス停: 上七軒 (bus no. 10, 50, 51, 52, 55, 203) 地図はこちら

*営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前にお店のインスタ又はホームページにご確認ください。

北野白梅町駅からのアクセス

上七軒バス停からのアクセス

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